「When you change the way you look at things, the things you look at change. 」-Max Planck(マックス・プランク)

探究心
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意味=「あなたが物の見方を変える時、あなたが見る物は変わる。」

マックス・プランクの名言

「When you change the way you look at things, the things you look at change. 」-Max Planck

「ウェンユウチェンジ ダウェイユウルッカットゥ ティングス、ダティングス ユウルッカットゥ チェンジ。」

ドイツ人の物理学者で、プランク定数やプランクの法則を導き出し、後に発展する量子力学の礎を築いたことで、量子力学の父と呼ばれ、1918年にノーベル物理学賞を受賞しています。

アインシュタインの相対性理論を支持し、科学界に相対性理論を広めることにも貢献しました。

幼い頃は、様々な学問に興味を示し、成績はずば抜けているわけではありませんが優秀であり、ピアノも得意で音楽家になる道もありましたが、ミュンヘン大学に進学した後ベルリン大学に転入し、物理学を専攻します。

勉学で才能を発揮し、大学を卒業すると助教授などを経て、31歳でベルリン大学の教授になります。

その後も研究を続けますが、第一次世界大戦に巻き込まれ、長男が戦死したり、次男が政権に反対したために処刑されるなど、自分の子供を3人もなくす不幸に見舞われますが、その後ノーベル賞を受賞します。

そんなマックス・プランクの、物の見方に関する名言です。

見方を変えてみると見え方が変化するのは、実際の物だけでなく、何かの考えや誰かの人格など、色々なことに当てはめられると思います。

言うは易しで実際難しかったりしますが、見え方が変わった時には、何かハッと気づくことがあると思います。

ちなみに、非常にミクロな世界を扱う量子力学の世界では、物の見方に関して、一般の常識を超えた問題を抱えています。

小さな粒子は右か左かに回転していて、観測して初めてどちら向きか確定し、観測しなければ実際にどちら向きか確定していなかった、というものや、小さな粒子を観測すること自体で、観測する光により、その粒子の条件が変わってしまい観測できない、という問題があったりします。

見るかどうかですら、見え方が大きく変わってしまう世界で、物の見方、というものが重要なカギになっています。

この文は、難しい単語を使わずに、同じ言葉を組み替えて二つの文章が作られている、面白い文章になっていますね。

言っていることはシンプルですが、奥が深い言葉ですね。

文の構造

「When you change A, B change.」=「あなたがAを変える時、Bは変わる。」

「A」=「the way you look at things」

「B」=「the things you look at 」

「When you change~」とは?

「when~」=「~の時」という意味になります。

「when(ウェン)」=「~の時、いつ」という意味になります。

「you change~」=「あなたは~を変える」という意味になります。

「you(ユウ)」=「あなたは、あなたが、あなたを、あなたに」という意味の代名詞です。

「change(チェンジ)」=「変える、取り換える、交換する、改める、両替する、着替える」という意味の動詞、「変化、変更、取り換え、着替え、つり銭」という意味の名詞です。

日本でもよく聞く「チェンジ」ですね。

「つり銭」という意味もあります。

「you change~」=「あなたは~を変える」という意味になります。

「when you change~」=「あなたは~を変える時」という意味になります。

「the way you look at things」とは?

「the way」=「そのやり方」という意味になります。

「the(ダ)」=「その、あの、例の」という意味の定冠詞(定まったものにつく)で、「それだけ、ますます」という意味の副詞です。

「way(ウェイ)」=「道、道路、通り道、進行、距離、方向、方法、やり方、習慣、風習、癖、状態」という意味の名詞です。

通常だと「道」ですが、「方法、やり方」という意味でよく使われます。

今回も「方法、やり方」という意味で使われています。

「the way」=「そのやり方」という意味になります。

「you look at things」=「あなたは物たちを見る」という意味になります。

「look(ルック)」=「見る、眺める、~に見える、~に面する、調べる、探す、期待する、表情で示す」という意味の動詞です。

「at(エットゥ)」=「~に、~で、~において、~中(ちゅう)で、~を通って、~によって」という意味の前置詞で、「位置、時・年齢、状態・状況、方向、経路、原因、率、仕方」など、様々な用法で使われます。

動詞と組み合わさって使われることも多いですし、その都度覚えておけば大丈夫です。

イメージ的には、「点」の様なイメージをしておきましょう。

今回は「look」と「at」がくっついて、熟語になっています。

「look at~」=「~を見る、眺める」という意味になります。

「you look at ~」=「あなたは~を見る」という意味になります。

「thing(ティング)」=「物、事、物事、事情、事態、行為、意見、事項」という意味の名詞です。

「s」がついて複数形になり、

「things」=「物たち」という意味になります。

「you look at things」=「あなたは物たちを見る」という意味になります。

「the way you look at things」=「あなたの物たちのその見方」という意味になります。

「the way」と「you look at things」がくっついて、

「the way you look at things」=「そのやり方、あなたは物たちを見る」=「あなたが物たちを見るそのやり方」=「あなたの物たちのその見方」という意味になります。

「when you change the way you look at things」とは?

「when you change~」と、「the way you look at things」をくっつけて、

「when you change the way you look at things」

=「あなたは変える時、あなたの物たちのその見方を」

=「あなたが、物たちのその見方変える時」という意味になります。

「 the things you look at change」とは?

「the things」=「その物たち」という意味になります。

「the thing」=「その物」という意味になります。

「s」が付いて複数形になり、

「the things」=「その物たち」という意味になります。

「the tings you look at」=「あなたが見るその物たち」という意味になります。

「the things」と「you look at」をくっつけて、

「the tings you look at」=「その物たち、あなたが見る」=「あなたが見るその物たち」という意味になります。

これが、丸ごと後半の文の主語になります。

「the things you look at change」=「あなたが見るその物たちは変わる」という意味になります。

「change」をくっつけて、

「the things you look at change」=「あなたが見るその物たちは変わる」という意味になります。

全てつなげて訳すると・・・

「When you change the way you look at things, the things you look at change.」

=「あなたが、物たちのその見方を変える時、あなたが見るその物たちは変わる。」という意味になります。

ぜひ、声に出して読んでみて下さい。

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