「Life is like a box of chocolate, you never know what you’re gonna get.」-Forrest Gump(Tom Hanks)-フォレスト・ガンプ(トム・ハンクス)

人生観
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意味=「人生はチョコレートの箱みたいだ。あなたは、何を手に入れるのか決して知らない。」

フォレスト・ガンプ(トム・ハンクス)の名言

「Life is like a box of chocolates, you never know what you’re gonna get.」-Forrest Gump(Tom Hanks)-from 「Forrest Gump」

「ライフイズ ライカ バックスオブチョコレイツ、ユウネヴァーノウ ワッチュウガナゲット。」

いわずとしれたアメリカの名作映画「フォレスト・ガンプ/一期一会」のトム・ハンクス演じるガンプの名台詞です。

幼少期より、軽度の知的障碍を持っていた優しい少年のガンプは、母親に大事に育てられながらも、背骨が曲がっているために足には補助具をつけ、子供の頃からいじめられていました。

しかし、いじめっこから逃げているうちに足が驚くほど速くなり、アメフトにスカウトされ大活躍します。

その後は軍隊に入って負傷した隊長を助けたり、退役してたまたま始めた卓球で世界大会に出場したり、戦死した戦友の夢だったエビ漁を始めて大成功したり、奇跡が次々と起こっていきます。

子供の頃から自分を差別せずに接してくれていたジェニーという女性にずっと恋心を抱いていて、ようやく振り向いてもらえましたが、予想外の悲劇がガンプを襲います。

決してコミュニケーション能力が高くなく、人から誤解されがちなガンプですが、一度やり始めたことには徹底して取り組み、しまいには運も味方してとんでもない奇跡を起こしていく様は、爽快であり、心動かされるものがあります。

そんなガンプの、人生に関する名言です。

ガンプが、母親からいつも言われていた、ということで、上記の台詞を言います。

ガンプが好きなチョコレートは、色んな種類のチョコレートが入っている箱型のものです。

自分が好きなチョコが入っているかいないか、開けて実際に食べてみるまで分かりません。

見た目はいまいちでも、食べてみたら予想に反して好きな味だったこともあるでしょうし、その逆もあるでしょう。

もしかしたら、味以前に、不良品が入っていたり、手違いでチョコの数が少ない、ということもあるかもしれません。

人生も同じで、実際に生きてみないと、良いか悪いかなんてわからない、とこの言葉は言っています。

分からないからこそ、箱を開ける時にはワクワクした気持ちもあるはずです。

まさにガンプの人生は波乱万丈で、奇跡を起こすことも、マイナスな出来事も、誰にも予想が出来なかったことです。

例えはシンプルですが、実に深い言葉になっています。

文の構造

「A is like B, you never know C.」=「AはBのようだ、あなたは決してCを知らない。」

「A」=「Life」

「B」=「a box of chocolate」

「C」=「what you’re gonna get」が入ります。

「Life is like a box of chocolates」とは?

「life is like~」=「人生は~のようだ」という意味になります。

「Life(ライフ)」=「人生、生活、生き方、命、生き物」という意味の名詞です。

日本語でもたまに耳にするものですね。

テレビゲームなどで「もうすぐライフがなくなる」など聞いたことがあるかもしれません。

ゲームでいうライフは命ですが、人生や生き方という意味もあります。

英語では人生という意味の方が多く使われている印象です。

「is(イズ)」=「~は」という意味の動詞、be動詞です。

「like(ライク)」=「~のような、~のように」という意味の前置詞・接続詞、「好む、好く、したい」という意味の動詞、「好み、似たもの」という意味の名詞でもあります。

この文では前置詞として「~のような」という意味で使われていて、この使い方は会話中にもよく使われて便利ですし、「好む」以外にこの意味を知っていれば、まずは大丈夫です。

「life is like~」=「人生は~のようだ」という意味になります。

「a box of chocolates」=「あるチョコレートの箱」という意味になります。

「a」=「一つの、ある」という意味の不定冠詞で、名詞の前に付きます。

「box(バックス)」=「箱、箱型のもの、小屋、交番、特等席、陪審席、電話ボックス、打者席、テレビ」という意味の名詞、「箱に入れる」という意味の動詞です。

「of(オブ)」=「~の、~に」という意味の前置詞で、「所有・所属」、「距離・分離」「起源」「時刻」「理由・原因」「材料・構成」「分量」「部分」「関係」「作者・行為者」など、実に様々な時に使われます。

日本語の「の」ほどではないですが、多様に使われるので、とりあえずは「~の」という意味で覚えておきましょう。

「chocolate(チョコレット)」=「チョコレート、チョコレート菓子」という意味の名詞、「チョコレートの」という意味の形容詞です。

日本でもお馴染みの「チョコレート」ですね。

チョコレートがたくさん箱に入っているので、「s」がついて

「chocolates」=「チョコレートたち」と複数形になっています。

「box of chocolates」=「チョコレートたちの箱」という意味になります。

「a box of chocolates」=「あるチョコレートたちの箱」という意味になります。

二つをくっつけて、

「life is like a box of chocolates」=「人生はあるチョコレートの箱のようだ」という意味になります。

「you never know what you’re gonna get.」とは?

「you never know~」=「あなたは~を決して知らない」という意味になります。

「you(ユウ)」=「あなたは、あなたが、あなたを、あなたに」という意味の代名詞です。

「never(ネヴァー)」=「決して~ない、かつて~ない、少しも~ない」という意味の副詞です。

「never」がつくと、打消しの意味になると覚えておきましょう。

「know(ノウ)」=「知る、知っている、経験する、理解している」という意味の動詞であり、「熟知」という意味の名詞でもあります。

単純に、会話中に「I know.」とだけでも非常によく使います。

相手が説明したことを知っている時、知っているか尋ねられた時など、使い勝手が良いです。

「you never know~」=「あなたは~を決して知らない」という意味になります。

「what you’re gonna get」=「あなたが手に入れるつもりの何か」という意味になります。

「what you’re gonna get」=「what you are going to get」の省略になります。

「what(ワット)」=「何、どんなもの、いくら、どれほど」という言う意味の代名詞、形容詞、副詞、間投詞です。

「you’re(ユウアア)」=「you are」の省略形になります。

「you(ユウ)」=「あなたは、あなたが、あなたを、あなたに」という意味の代名詞です。

「are(アー)」=「~は」という意味の動詞であり、「be」の二人称の時に使います。

「gonna」=「going to」の省略形になります。

「going to~」=「~するつもりだ、~する予定だ(あらかじめ決められていた予定、徴候や証拠に基づいたもの)」という意味になります。

「will」とほぼ同じ意味に思いがちですが、ニュアンスが少し違います。

「you are going to~」=「あなたは~するつもりだ」という意味になります。

「get(ゲット)」=「取る、得る、手に入れる、買う、理解する、食べる、予約する、到着する、稼ぐ」という意味の動詞、「(動物の)子」という意味の名詞です。

和製英語でも聞くことのある「ゲット」で、「理解する」などの意味もあり、実にたくさんの用法で使われる、日常でもかなり頻繁に使われる言葉です。

「you are going to get~」=「あなたは~を手に入れるするつもりだ」という意味になります。

普通は、「what」をつけて、

「what are you going to get?」=「あなたは何を手に入れるつもりですか?」という疑問文で使います。

しかし、「あなたが手に入れるつもりの何か」と言いたいので、

「what you are going to get」となり、並び方が変わります。

「what  you are going to get」=「あなたが手に入れるつもりの何か」という意味になります。

ちなみに、

「What are you going to do?」=「あなたは何をするつもりですか?」という意味になり、省略されて、

「What you gonna do?」=「あなたは何をするつもり?」などと、ラフな会話でよく使います。

「What we gonna do?」=「私たちは何をする?」などとも使える便利な言葉です。

「you never know」をつけると、

「you never know what  you are going to get」

=「あなたは決して知らない、あなたが手に入れるつもりの何かを」

=「あなたは、あなたが手に入れるつもりの何かを決して知らない」という意味になります。

「will」と「going to~」の違い

「going to~」が「過去から続いている」という持続的なニュアンスに対して、「will」は「今決めた」という瞬発的なニュアンスになります。

「It will rain.」と「it is going to rain.」は、

どちらも「雨が降るでしょう。」という意味になり、どちらでも意味は伝わりますが、

「It is going to rain.」は、黒い雲が見えた、じとっとしてきた、など、いまにも降りそうな徴候を感じて言っているのに対して、

「it will rain.」は、ただ単に「雨が降るだろう」という予測を言っているに過ぎません。

「I’m going to visit my parents next Friday.」=「私は次の金曜日に親を訪ねるつもりだ。」

と表現するのが自然です。

「going to」は会話でもよく使う表現なので、覚えておくと便利です。

二つをつなげて訳すると・・・

「Life is like a box of chocolates,you never know what you’re gonna get.」

=「人生はあるチョコレートの箱のようだ、あなたは、あなたが手に入れるつもりの何かを決して知らない。」という意味になります。

ぜひ、声に出して読んでみて下さい。

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