震災後10年の節目に、レディー・ガガから日本へ送られた英語のメッセージ全文!

優しさ
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レディー・ガガから日本に向けた、心温まるメッセージ

世界的な歌手のレディー・ガガが、2011年3月11日の東日本大震災後10年の節目に、日本に向けたビデオメッセージを発表しました。

震災当時の驚いた心境から、復興が少しづつでも進んでいることに尊敬の念を抱いていることや、日本人を優しく労わるような言葉も述べつつ、お互いの助け合いを呼びかけ、「愛してます」と日本語でメッセージを締めくくっています。

震災当時すぐにチャリティーを行い、寄付を送るだけでなく、他のアーティストが来日をキャンセルする中、いち早く6月に日本に訪れ、エールを送りました。

放射能の怖さもある中、恐れずに来てくれる感じが格好良いですね。

今回の節目にも、相変わらず日本を労わるようなメッセージを送ってくれています。

下記に英語のメッセージの全文と訳を載せていますので、ぜひ英語でメッセージを感じてみて下さい。

なるべく意訳しないように、載せています。

レディー・ガガの経歴

グラミー賞も受賞したアメリカのシンガーソングライターで、最近では俳優としても活躍しています。

レディー・ガガは裕福な家庭に生まれ、幼いころからピアノを習い、13歳の頃には作曲もしていました。

私立のお嬢様学校に通った後は、ニューヨーク大学の芸術学部に飛び級で入学しましたが、高校でも大学でも、イタリア系アメリカ人であることや、自身の独特な性格により、周りから浮いたり、いじめを受けたりします。

大学を馴染めずに途中で止めてしまったガガは、ストリッパーとして働きながら作曲を続け、ブリトニー・スピアーズやファーギーなど有名アーティストに曲を提供していきます。

その才能が認められ、初めて出したアルバム「ザ・フェイム」は大ヒットし、スター街道を進んでいくことになります。

「ジャスト・ダンス」や「ポーカー・フェイス」、「ボーン・ディス・ウェイ」などは、誰しも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

印象に残る曲だけでなく、生肉で作ったドレスを着て授賞式に出席したり、シルバーの大きなロブスターを頭に付け、スケルトンのドレスを着て食事に行くなど、その常識外のパフォーマンスで多くの人の関心を集めてきました。

最近は映画「スター誕生」でブラッドリー・クーパーとも共演し、アカデミー主演女優賞にノミネートされるなど、女優業でも活躍しています。

また、初心を忘れないため、売れてからも狭いアパートに住み続けたり、被災地や、貧困や暴力、HIVや性的マイノリティーの人達を支援するチャリティー活動にも力を入れるなど、真面目な一面もあります。

東日本大震災の際には、いち早くチャリティーを行い、1億2000万円以上の寄付を行ったことで話題になりました。

ビデオメッセージの全文と翻訳

Hi, Japan. This is Lady Gaga.

ハイ、日本。これはレディー・ガガです。

It seems like yesterday that I was watching the shocking footage of the devastating earthquake and tsunami on the news and thinking what can I do to help.

それは昨日の様な気がします、私がニュースで破壊的な地震と津波の、衝撃的な映像を見ていたこと、そして、助けるために何が出来るか考えていたことが。

I remember making a lot of phone calls that day.

私は、その日たくさんの電話をしたことを覚えています。

Through the years, seeing and hearing about the vast recovery of your beautiful cities, I have so much respect to the people of Japan for your strength, kindness and love for each other.

何年も通し、あなた達の美しい街々の大規模な復興を見て、聞いて、私は日本の人達に強い尊敬の念を持ちました、強さ、優しさ、そしてお互いの愛を持っていることに。

I think it gives hope to the people now that are fighting through the COVID pandemic all around the world.

私は、それは希望を与えると思います、今コロナの大流行で闘っている世界中の人々に。

However, I can also imagine that there are still many people fighting through the pain, emotionally and mentally.

しかしながら、私は想像できます、まだ痛みを通して闘っているたくさんの人達がいることもまた、感情的にも精神的にも。

So let’s all continue to support each other, be kind to each other and love each other.

なので、お互いにみんなでサポートを続けましょう、お互いに優しくして、お互いに愛して下さい。

I’m always praying for you, Japan, for a better world.

私はいつもあなた、日本のために祈っています、より良い世界のために。

We still live in the difficult time with the corona virus.

私たちはまだコロナウイルスとの難しい時期に生きています。

Please take care of yourself and be kind to yourself and to the people around you.

どうぞ、あなた自身体に気を付けて、そしてあなた自身とあなたの周りの人達にも優しくしてください。

I look forward to coming back to Japan, soon. Aishitemasu.

日本に戻れることを楽しみにしています、すぐにでも。愛してます。

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