「The most powerful weapon on earth is the human soul on fire.」-Ferdinand Foch(フェルディナン・フォッシュ)

負けない気持ち
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意味=「地球上で一番強力な武器は、燃えている人間の魂だ。」

フェルディナン・フォッシュの名言

「The most powerful weapon on earth is the human soul on fire.」-Ferdinand Foch

「ダモウスト パワフゥウェペン オンアース イズダヒューメンソウル オンファイアー。」

フランスで陸軍を指揮した軍人・学者であり、第一次世界大戦において連合国を勝利に導いた、フェルディナン・フォッシュの名言です。

弁護士で公務員である父の元に育ったフェルディナンは、母方の祖父がナポレオン軍の兵士だったこともあり、幼いころからナポレオンの話を聞きながら育ちました。

軍人に憧れがあったフェルディナンは、学生時代から優秀な成績を修め、砲兵の訓練学校を卒業すると、砲兵の将校として様々な駐屯地で活躍します。

その後、また国立陸軍士官学校で戦術などを学んだ後、その学校の準教授になり、首相から任命されて学長になりますが、戦争が始まると軍の指揮を任され、マルヌ会戦など様々な戦いに勝利していきます。

その活躍から、連合国の最高司令官に任命され、連合国を率いて勝利に導き、イギリス陸軍元帥、ポーランド元帥にも選ばれました。

そんなフェルディナンド・フォッシュの、人間の精神に関する名言です。

明確な目的があり、何かに一心不乱に突き進んでいる時、人は恐るべき力を発揮すると思います。

怒っていたり、精神がエネルギーで満ち満ちていたり、燃えている人間ほど止められないものはありません。

人間、やろうと思えば何だって出来る、と言ってくれているようでもあります。

「on ~」で、文の終わりで韻を踏んでいるのも面白いですね。

文の構造

「A is B.」=「AはBだ。」

「A」=「The most powerful weapon on earth」

「B」=「the human soul on fire」が入ります。

「The most powerful weapon on earth」とは?

「the most powerful weapon」=「一番強力な武器」という意味になります。

「the(ダ)」=「その、あの、例の」という意味の定冠詞(定まったものにつく)で、「それだけ、ますます」という意味の副詞です。

「most(モウスト)」=「最も、最も多く、はなはだ」という意味の副詞、「最も多くの、大部分の、最上の」という意味の形容詞、「最も多くのもの、大部分、大抵のもの、最上のもの・人」という意味の名詞になります。

「the most ~」=「最も~な、一番~な」という意味の、最上級の表現になります。

「powerful(パワフゥ)」=「強力な、有力な、効力のある」という意味の形容詞です。

「パワフル」は日本語でもよく使いますね。

weapon(ウェペン)」=武器、兵器、対抗手段」という意味の名詞、「武装する」という意味の動詞です。

「powerful weapon」=「強力な武器」という意味になります。

「the most powerful weapon」=「一番強力な武器」という意味になります。

「on earth」=「地球上で」という意味になります。

「on(オン)」=「の上に、~に接して、の身に付けて、~の費用で、~に面して、~の近くに、~による、~で、~にかけて、~するとすぐに、~の途中で、~のために、~に対して、~について、~して、~中で、~に属して、~に加えて、~中毒で」という意味の前置詞で、「上に、乗って、向かって、離れずに、身に着けて、(時間が)進んで、続けて、作動して、(電機などが)通って、行われて、予定されて、勤務について、舞台に出て」という意味の副詞です。

実に様々な意味がありますが、「上に乗っている、接している」様なイメージを持っておきましょう。

「earth(アース)」=「地球、陸地、大地、地面、土、穴、この世、世界中の人々、俗世界、アース線」という意味の名詞、「土に埋める、土をかぶせる、穴に追い込む、アースする」という意味の動詞です。

「on earth」=「地球上の・に、地上に、世界中・地球上で(最上級が付いて)、一体全体(疑問詞の後)、全く(否定に付いて)」という意味になります。

「on earth」は最上級と伴ってよく使われる言葉で、今回は「世界中で、地球上で」という意味になります。

「the most powerful weapon on earth」=「地球上で一番強力な武器」という意味になります。

この文が丸ごと、全体の文の主語になっています。

最上級とは?

ここで、上記で出てきた最上級について説明したいと思います。

一番~」と言いたい時に、形容詞・副詞自体の形を変化させる、もしくは「most」をプラスするルールが英語にはあり、その変化した言葉のことを最上級と呼びます。

最上級に使う形容詞・副詞には、語尾に「est」が付くものと、語尾に何もつかずに最初に「most」を置くもの、「bad」や「good」の様に不規則に変化するものがあります。

「est(イスト)」=最上級の形容詞にくっつける語尾で、接尾辞と呼ばれるものです。

例えばですが、「富士山は日本で一番高い山です。」と言いたい場合、最上級を使って、

「Mt’Fuji is the highest mountain in Japan.」と言うとシンプルで伝わりやすいです。

例えば、「富士山は日本で一番美しい山です。」と言いたい場合、「beautiful」=「美しい」を使うのですが、

Mt’Fuji is the most beautiful mountain in Japan.」となります。

基本的に、短い単語には「est」、長い単語(音節が3つ以上)には「most」をつけると覚えておきましょう。

「good」→「best」などと不規則に変化する単語は、その都度覚えていくようにしましょう。

「~is the human soul on fire」とは?

「is」=「~は」という意味になります。

「is(イズ)」=「~は」という意味の動詞、be動詞です。

「human soul」=「人間の魂」という意味になります。

「human(ヒューメン)」=「人の、人間にありがちな、人間的な」という意味の形容詞、「人」という意味の名詞です。

「soul(ソウル)」=「魂、霊魂、精神、熱情」という意味の名詞です。

「human soul」=「人間の魂」という意味になります。

「on fire」=「燃えている」という意味になります。

「fire(ファイアー)」=「火、炎、たき火、暖房器具、火事、輝き、霊感、情熱、活気、想像力、熱病、炎症、試練、射撃、非難」という意味の名詞、「火をつける、火が付く、燃やす、爆破する、補給する、焙じる、たきつける、刺激する、熱中させる、レンガを焼く、発砲する、石を投げる、非難を浴びせる、クビにする、輝く、興奮する」という意味の動詞です。

「on fire」=「燃えて、燃えている、熱中して、ひりひりして」

「human soul on fire」=「燃えている人間の魂」という意味になります。

「is」をつけて、

「~is human soul on fire」=「~は燃えている人間の魂だ」という意味になります。

全てつなげて訳すると・・・

「The most powerful weapon on earth is human soul on fire.」=「地球上で一番強力な武器は、燃えている人間の魂だ。」という意味になります。

ぜひ声に出して読んでみて下さい。

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