意味=「決してうつむかないで。頭はいつも高く保ちなさい。世界をその目で真っすぐに見るのよ。」
ヘレン・ケラーの名言
「Never bend your head. Always hold it high. Look the world straight in the eye.」-Helen Keller
「ネヴァーベンドゥ ユアヘッド。オールウェイズ ホールディットハイ。ルックダウォールドゥ インダアイ。」
文の構造
「Never A. Always B . C.」=「決してAするな。いつもBしろ。Cしろ。」
「A」=「bend your head」
「B」=「hold it high」
「C」=「Look the world straight in the eye」が入ります。
命令形の連続になっています。
「Never bend your head.」とは?
「never bend~」=「決して~を曲げるな」という意味になります。
「never(ネヴァー)」=「決して~ない、かつて~ない、少しも~ない」という意味の副詞です。
「never」がつくと、打消しの意味になると覚えておきましょう。
「bend(ベンドゥ)」=「曲がる、曲げる、かがむ、屈服させる、(頭を)垂れる、丸める、~の方向を変える」という意味の動詞、「曲がり」という意味の名詞です。
「bend」は「曲げる」というイメージで覚えておきましょう。
「never bend~」=「決して~を曲げるな」という意味になります。
「your head」=「あなたの頭」という意味になります。
「your(ユア)」=「あなたの~」という意味の所有格です。
「head(ヘッドゥ)」=「頭、首長、才能のある人、頭数、見出し、~のファン、川の源」という意味の名詞、「率いる、~の先頭に立つ、向ける、向かう」という意味の動詞です。
「your head」=「あなたの頭」という意味になります。
「never bend your head」=「決してあなたの頭を曲げるな」=「決してうつむくな」という意味になります。
「 Always hold it high.」とは?
「always」=「いつも」という意味になります。
「always(オールウェイズ)」=「いつも、常に」という意味の副詞です。
「hold it high」=「高く維持しろ」という意味になります。
「hold(ホールド)」=「手に持つ、握る、つかむ、所有する、占める、離さない、維持する、予約する、抑える、(義務などを)負わす」という意味の動詞、「把握、握ること、保持、手がかり」という意味の名詞です。
レスリング用語で「ホールド」などと使いますね。
「hold」の前に主語がないので、この文も命令形になっています。
「it(イットゥ)」=「それ」という意味の代名詞です。
「it」=「head」のことを指しています。
「hold it」=「それを維持しろ」という意味になります。
「high(ハイ)」=「高く、上流に、大いに、ぜいたくに」という意味の副詞、「高い、~の高さの、上品な、高級な、重要な、激しい、濃い、元気な、満ちた」という意味の形容詞、「高さ、高所、新記録、高値、高気圧」という意味の名詞です。
「hold it high」=「それ(頭)を維持しろ」
「always hold it high」=「それ(頭)をいつも高く維持しろ」という意味になります。
「 Look the world straight in the eye.」とは?
「look~ in the eye」=「~を目で見ろ」という意味になります。
「look(ルック)」=「見る、眺める、~に見える、~に面する、調べる、探す、期待する、表情で示す」という意味の動詞です。
「look」の前に主語がないので、命令形になっています。
「in(イン)」=「~の中に」という意味の前置詞、「中へ」という意味の副詞、「内部の」という意味の形容詞、「s」がついて「与党、現職者」という意味の名詞でもあります。
「in」はかなり色んな用法がありますが、とにかく「~の中」というイメージを持っておけば十分です。
「the(ダ)」=「その、あの、例の」という意味の定冠詞で、「それだけ、ますます」という意味の副詞です。
「eye」=「目、ひとみ、視力、目の表情」という意味の名詞、「よく見る」という意味の動詞です。
「in the eye」=「目の中」という意味になります。
「look ~in the eye」=「~を目で見る」という熟語ですが、「正直に、嘘をつかずに、自信をもって、直接見る」というニュアンスがあります。
なぜ「in the eye」=「目の中」と言っているのか、というと、目の中に見ているものが映るからです。
一見分かりづらいですが、丸ごと覚えておきましょう。
「look at~」=「~を見る」よりも、さらに具体的に強い表現になります。
「私を見なさい」と言いたい時に、「Look me in the eye.」という事が出来ます。
「the world」=「その世界」という意味になります。
「world(ウォールドゥ)」=「この世、地球、分野、宇宙、この世」という意味の名詞です。
「the world」=「その世界」という意味になります。
「straight」=「まっすぐに」という意味になります。
「straight(ストゥレイト)」=「まっすぐに、直接に、率直に、地道に」という意味の副詞、「まっすぐな、直立した、正しい、きちんとした、筋の通った、純粋な」という意味の形容詞、「直線、ストレート」という意味の名詞です。
「look the world in the eye」=「世界を目で見ろ」という意味になり、
「straight」をくっつけると、
「look the world straight in the eye」=「世界を真っすぐに目で見ろ」という意味になります。
全部続けて訳すると・・・
「Never bend your head. Always hold it high. Look the world straight in the eye.」
=「決してうつむくな。いつもそれを高く維持しろ。世界を真っすぐに目で見ろ。」となります。
4語、4語、7語と、声に出すと小気味よさもある文になっています。
ぜひ声出して読んでみて下さい。
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