「I am the master of my fate. I am the captain of my soul.」-William Ernest Henley(ウィリアム・アーネスト・ヘンリー)

人生観
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意味=「私は、私の運命の支配者であり、私は、私の魂の主将である。」

ウィリアム・アーネスト・ヘンリーの名言

「I am the master of my fate. I am the captain of my soul.」-William Ernest Henley

「アイアムダマスター オブマイフェイトゥ。アイアムダキャプテイン オブマイソウル。」

イギリスの詩人、作家、編集者、評論家のウィリアム・アーネスト・ヘンリーの名言です。

その力強い詩は、ネルソン・マンデラやマヤ・アンジェロウなど、偉人たちにも多くの影響を与え、チャーチルやオスカー・ワイルド、オバマ元大統領などが引用したり、今なお世界中の人に親しまれています。

作家のロバート・ルイス・スティーブンソンとも親交があり、彼の小説「宝島」のロング・ジョン・シルバーという片足の海賊のモデルになりました。

父が本屋と文房具屋経営する家庭で生まれたウィリアムは、12歳から18歳までクリプト塾という学校に通い、校長で詩人のトーマス・エドワード・ブラウンから大きな影響を受け、文学に傾倒していきます。

その後、オックスフォード地方学校試験に合格しますが、12歳の頃から悩まされていた骨結核という病気のせいで、20歳の時に左足を切断し、右足も切断の危機に見舞われますが、治療により免れ、2年間診療所で過ごします。

入院中にも多くの文学や語学を学び、闘病体験を元に、有名な「インヴィクタス」の詩を書き上げます。

その後は、芸術や作家に関するエッセイ、レビューを書いたり、辞書を出版するなど、評論家、編集者としても活躍しながら、詩の執筆をしていきます。

実験的な自由詩を数多く書きますが、その厳しいリアリズムは、当時のヴィクトリア朝時代のイギリスの読者には、最初はなかなか受け入れられませんでした。

病気以外にも、19歳の頃に父が借金を残して亡くなったり、結婚するものの、愛娘が6歳で病気で亡くなってしまうなど、様々な不運に見舞われたウィリアム。

自身も、列車からの転落事故がきっかけで病気が再発し、53歳という若さで亡くなってしまいます。

それでも、ウィリアムの残した自由詩は、後の文学や作家に多大な影響を与え、今なお世界中の人に愛されています。

そんなウィリアム・アーネスト・ヘンリーの、強い気持ちが込められた、生き方に関する名言です。

ヘンリーが闘病中に書いた詩「インヴィクタス」の最後の二行がこの名言です。

ネルソン・マンデラがロビン島の刑務所にいる時、他の囚人にこの詩を暗唱して聞かせていたり、マンデラの投獄生活を支えていた言葉の一つです。

詩は、迫りくる不安や恐怖に屈しない人間の姿や心情が描かれています。

運命はコントロールできないと思いがちですが、それすら支配している、というのはなんとも主体的で、格好良い考え方ですね。

魂というのも、どこか自分で把握しきれないイメージがありますが、自分がそういった魂の主将である、というのも深いですね。

ウィリアム自身、入院中に死の恐怖などを目前にして闘い、弱まることなく強い気持ちになっていたんでしょう。

シンプルな構図ですが、力強く、考えさせられる言葉ですね。

文の構造

「I am A of B. I am C of D.」=「私はBのAだ。私はDのCだ。」

「A」=「the master」

「B」=「my fate」

「C」=「the captain」

「D」=「my soul」が入ります。

「I am~」という文が二つ並んでいます。

「I am~」とは?

「I 」=「私」という意味になります。

「I(アイ)」=「私(は、が)」という意味の代名詞であり、「私、自我、我」という意味の名詞でもあります。

「am」=「~は」という意味になります。

「am(エム)」=「~は」という意味のbe動詞です。

「I am~」=「私は~である」という意味になります。

「I am(アイ アム)~」=「私は~である」という意味になります。

自分の名前を言う時にも使う基本的な文章です。

自分に関して使う時は「am(アム)」、目の前の相手に使う時か複数の時は「are(アー)」、その他が「is(イズ)」になります。

ややこしい感じですが、決してそんなことはありません。

私の体は~」など自分を離れると「is(イズ)」になるので、日常では「is(イズ)」を使う方が圧倒的に多くなってきます。

「私の体は~」=「My body is~」となります。

体でも、耳でも、口でも、考えでも、所有物でも、自分を離れるたとたんに「is(イズ)」か、複数であれば「are(アー」になります。

この感覚は使っているうちにすぐにつかめてきます。

いざ使ってみるときに、「am(アム)」というのは、現在進行形や受け身以外で、さほど使わないことに気が付きます。

am(アム)」単体は、あくまでも自分の根源的なものを言う時にのみ使います。

例えば「I am a man.」=「私は男だ」とか、「I am hungry.」=「私はお腹が空いている」とかです。

本文でも、まさに自分のことについて述べているので、「am」を使っていますね。

「the master of my fate」とは?

「the master」=「その支配者」という意味になります。

「the(ダ)」=「その、あの、例の」という意味の定冠詞(定まったものにつく)で、「それだけ、ますます」という意味の副詞です。

「master(メスター)」=「主人、支配者、雇い主、オーナー、長、頭、家長、船長、先生、飼い主、名人、巨匠、親方、自由に使いこなす人、熟練者、精通者、修士、勝者、キリスト、原本、マスターテープ、坊ちゃん」という意味の名詞、「基本になる、主要な、熟達した、名人の、支配的な」という意味の形容詞、「熟達する、習得する、極める、支配する、抑制する、慣らす」という意味の動詞です。

日本語の「マスターキー」や「マスターする」のマスターですね。

ただの「長」ではなく、「精通している、熟練している、物理的に制御している」意味があります。

テレビなどで耳にする「MC」という言葉も、

「Master of ceremony」=「式の進行係、MC」という意味で、「精通・制御している」ニュアンスがあります。

「the master」=「その支配者(自由に使いこなす人)」という意味になります。

「of~」=「~の」という意味になります。

「of(オブ)」=「~の、~に」という意味の前置詞で、「所有・所属」、「距離・分離」「起源」「時刻」「理由・原因」「材料・構成」「分量」「部分」「関係」「作者・行為者」など、実に様々な時に使われます。

日本語の「の」ほどではないですが、多様に使われるので、とりあえずは「~の」という意味で覚えておきましょう。

「my fate」=「私の運命」という意味になります。

「my(マイ)」=「私の~」という意味の所有を表す代名詞です。

「fate(フェイト)」=「運命、宿命、悲運、めぐり合わせ、行く末、成り行き、死、破滅、運命の女神」という意味の名詞です。「運命づける」という意味の動詞です。

「my fate」=「私の運命」という意味になります。

「the master of my fate」=「私の運命の支配者」という意味になります。

「 the captain of my soul」とは?

「the captain」=「そのキャプテン」という意味になります。

「captain(キャプテイン)」=「長、主将、キャプテン、隊長、首領、指導者、警部、ボーイ長、船長、機長、大尉・大佐、指揮官」という意味の名詞、「~の長を務める、統率する」という意味の動詞です。

「その組織内で選ばれた長」というニュアンスがあります。

「the captain」=「その主将」という意味になります。

「my soul」=「私の魂」という意味になります。

「soul(ソウル)」=「魂、霊魂、精神、熱情」という意味の名詞です。

「my soul」=「私の魂」という意味になります。

「the captain of my soul」=「私の魂のその主将」という意味になります。

「master」と「captain」の違い

本文で使われている、「master」と「captain」は似た意味ですが、どう違うか説明したいと思います。

「master(メスター)」=「長(主人、雇い主、オーナー、会長、頭、家長、船長、親方、飼い主)、先生、名人、巨匠、自由に使いこなす人、熟練・精通者、修士、勝者、キリスト、原本、マスターテープ、坊ちゃん」という意味の名詞、「基本になる、主要な、熟達した、名人の、支配的な」という意味の形容詞、「熟達する、習得する、極める、支配する、抑制する、慣らす」という意味の動詞です。

「captain(キャプテイン)」=「長、主将、隊長、首領、指導者、警部、ボーイ長、船長、機長、大尉・大佐、指揮官」という意味の名詞、「~の長を務める、統率する」という意味の動詞です。

「master」=「その組織の持ち主、精通している熟練者、全て意のままに出来る人、何かを物理的に制御している人」というニュアンスで、

「captain」=「その組織の中で選ばれたトップ、リーダー」というニュアンスになります。

もちろん、「master」も「リーダー」に違いありませんが、「captain」よりも主体的で支配権が強いニュアンスがあります。

「fate(運命)」は、一つのつながった道であり、上がり下がり、紆余曲折していきます。

それを「全て意のままに出来る」という意味で「master」が使われています。

一方、

「soul(魂)」は、自分自身であり、強い時もあれば弱い時もあり、色んな自分の魂があり、一つの魂の中に色んな自分が何人もいる、と考えることが出来ます。

そんな彼らを全て束ねるのが「I(私)」であり、彼らの「captain」である、と考えると分かりやすいと思います。

全てつなげて訳すると・・・

「I am the master of my fate. I am the captain of my soul.」

=「私は私の運命のその支配者だ。私は私の魂のその主将だ。」となります。

日本語訳よりも、英語の響きを味わってみて下さい。

ぜひ、声に出して読んでみて下さい。

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