「Learning never exhaust the mind.」-Leonard da Vinci(レオナルド・ダ・ヴィンチ)

探究心
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意味=「学習は、決して心をすり減らしたりはしない。」

 レオナルド・ダ・ヴィンチの名言

「Learning  never exhaust the mind.」-Leonard da Vinci

「ラーニング ネバー イグゾウストゥ ダ マインドゥ」

世界的に有名な絵画「モナリザの微笑み」や「最後の晩餐」を書いた天才芸術家、レオナルド・ダ・ヴィンチの名言です。

芸術家でありながら、ダ・ヴィンチは物理学、数学、天文学、植物学、地学、解剖学、建築学とあらゆる学問に精通し、年老いてからも学習することに余念がなかったといいます。

芸術のみならず、その功績は科学の分野にも大きく貢献しました。

そんなダヴィンチの、人の成長に関する名言です。

普通勉強することは面倒で疲れてしまうイメージがありますが、ダ・ヴィンチいわく決してそんなことはなく、精神をすり減らすことはない。

実際にジャンルを超えて勉強しまくっていたダ・ヴィンチを見ても、学ぶ気があればいくらでも学べるんだ、という人間の無限の可能性を感じさせてくれる強い言葉です。

文の構造

「A never B.」=「Aは決してBしない。」という意味になります。

「A」=「Learning

「B」=「exhausts the mind」が入ります。

「learning」とは?

「learning 」=「学ぶこと、学習すること」という意味になります。

「learn(ラーン)」=「学ぶ、学習する、覚える、身に付ける、教える」という意味の動詞です。

「ing」=現在分詞、動名詞を作る接尾辞です。

動詞に「ing」がつくと、現在進行形や、形容詞的な使い方が出来ます。

「learn(ラーン)」に「ing」がついて、

「learning (ラーニング)」=「学ぶこと、学習すること」という意味の動名詞になっています。

動名詞とは、動詞に「ing」を付けたことで名詞になったものを言います。

例えば、

「walk(歩く)」→「walking(歩くこと)」、「swim(泳ぐ)」→「swimming(泳ぐこと、水泳)」、「dive(潜る)」→「diving(潜ること、潜水)」というように名詞になります。

よく使うものは、日本語英語でも耳慣れたものになっています、「ウォーキング」「ランニング」「スイミング」「クライミング」も全て動名詞ですね。

「never」とは?

「never~」=「決して~ない」という意味になります。

「never(ネヴァー)」=「決して~ない、かつて~ない、少しも~ない」という意味の副詞です。

「never」がつくと、打消しの意味になると覚えておきましょう。

「never」は時間的に長いニュアンスがあります。

「exhausts」とは?

「exhausts」=「すり減らす」という意味になります。

「exhaust(イグゾウストゥ)」=「(体力を)消耗する、疲れさせる、使い尽くす、(容器などを)空にする」という意味の動詞です。

疲れきったときにネイティブがよく使う言葉です。

「tire(タイアー)」=「疲れる」よりもくたくたな感じを伝えたいときに、

「I’m exhausted!(アイムイグゾウスティッドゥ) 」,「Exhausted!」などと使い、もしくは「Exhaust!」だけでも使います。

「Learning」が主語になっているので、三人称単数の「s」がついて、「exhausts」に変化しています。

「Learning never exhausts~」とは?

「never」はすぐ後に来る「exhausts」を打ち消して、

「Learning never exhausts ~」=「学習は~を消耗しない」となります。

「the mind」とは?

「the mind」=「精神」という意味になります。

「the(ダ)」=「その、あの、例の」という意味の定冠詞で、「それだけ、ますます」という意味の副詞です。

「mind(マインド)」=「精神、心、理性、気質、意見、(心の持ち主としての)人」という意味の名詞で、「注意を払う、気を付ける」という意味の動詞でもあります。

「the mind」=「(その)精神」という意味になります。

つなげて訳すると…

「Learning never exhausts the mind.」=「学習は、決して心を消耗しない(すり減らさない)」となります。

大人になるとついつい勉強することからは遠ざかってしまいがちですが、この言葉で勉強に対する意欲を思い出させてくれそうです。

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