「you can’t use up creativity. The more you use, the more you have.」-Maya Angelou(マヤ・アンジェロウ)

探究心
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意味=「あなたは創造性を使い果たすことは出来ない。使えば使うほど、あなたはそれを手にする。」

マヤ・アンジェロウの名言

「You can’t use up creativity. The more you use, the more you have.」-Maya Angelou

「ユウケントゥ ユーズアップ クリエイティヴィティ。ダモア ユウユウズ、ダモア ユウヘヴ。」

マーティン・ルーサー・キングと共に公民権運動にも参加したことがあり、大統領自由勲章を受賞した、アメリカを代表する詩人、作家、活動家のマヤ・アンジェロウの言葉です。

貧しい家庭に生まれたマヤは17歳で未婚の母になり、幼いころから貧困や差別と闘い続け、その壮絶な半生を描いた自伝「歌え、跳べない鳥たちよ」は大ヒットし、その力強い言葉はマイノリティーの人達のみならず、多くの人に光を与えました。

ちなみに、オバマ元大統領も彼女を敬愛する一人ですが、オバマ元大統領の妹のマヤ・カサンドラ・ストロ氏の「マヤ」は、オバマ氏の母がマヤ・アンジェロウに影響を受け名付けたそうです。

そんなマヤ・アンジェロウの背中を押される格好良い名言です。

1982年の「Bell Telephone Magazine」という雑誌のインタヴューの一節です。

マヤ・アンジェロウは、人々が創造的になることを思いとどまらせることは我々の恥であり、喪失である、とも語っています。

普通は、何かを創作しようとすると、いつか必ずアイデアの枯渇にぶつかるものですが、マヤは、むしろ使えば使うほど増えていくと言わんばかりです。

マヤ・アンジェロウにとって、創造性が枯渇する、などということは存在しないのかもしれません。

何かを創り出そうとしている人にとって、背中を強く後押ししてくれるような言葉ですね。

文の構造

「You can’t A. The more B, the more C.」=「あなたはA出来ない。BすればするほどCする。」

「A」=「use up creativity」

「B」=「you use」

「C」=「you have」が入ります。

この文のポイント

・「use up」の意味。

・「the more A, the more B」の意味。

「you can’t use up creativity」とは?

「you can’t~」=「あなたは~出来ない」という意味になります。

「you(ユウ)」=「あなたは、あなたが、あなたを、あなたに」という意味の代名詞です。

「can’t(ケント)」=「can not(ケンナット)」の略になります。

「can(キャン)」=「出来る、可能である」という意味の助動詞です。

「not(ナット)」=「~でない、~しない」という意味の副詞になります。

「you can not~」=「あなたは~出来ない」という意味になります。

「use up creativity」=「創造性を使い果たす」という意味になります。

「use(ユーズ)」=「使用・利用する、働かす、用いる、消費する」という意味の動詞であり、「使用、効用、利用、用途、使用能力、利益、慣習」という意味の名詞でもあります。

「up(アップ)」=「上に・上へ、上がって、高まって、~の方へ、近づいて、全く、終わって、しっかりと、現れて、活発に、蓄えて、今まで」という意味の副詞、「上に・へ、に沿って、上流に、さかのぼって、奥に」という意味の前置詞、「上昇、上り坂、成功、元気、繁栄」という意味の名詞、「起き上がる、上がる、上げる、増す、いきなり~する」という意味の動詞、「上の、上に向かう、上りの、進んだ、立っている、起きている、高くなった、現れた、元気な、終わりの」という意味の形容詞です。

「アップ」日本語でもよく聞きますが、「上の方に行く」イメージを持っておいて、その都度覚えていきましょう。

今回は、「use up」という熟語として使われています。

「use up」=「使い尽くす・果たす、疲れ果てさせる」という意味の熟語です。

「creativity(クリエイティヴィティ)」=「創造性、独創性、創造的なこと」という意味の名詞です。

「use up creativity」=「創造性を使い果たす」という意味になります。

ちなみに、

「creative(クリエイティヴ)」=「創造的な、独創的な、才能のある」という意味の形容詞で、

「create(クリエイト)」=「創造する、創造的な事をする、作る、就ける、授ける、任命する、引き起こす、騒ぎ立てる」という意味の動詞です。

「クリエイティブ」という言葉は、日本語でもよく聞きますね。

どれも「創造~」関係の言葉ですが、形容詞や名詞など、混同しないように気を付けましょう。

「you can’t use up creativity」=「あなたは創造性を使い果たすことは出来ない」という意味になります。

「 The more you use, the more you have」とは?

「the more A, the more B」=「AすればするほどBする」という意味になります。

「the(ダ)」=「その、あの、例の」という意味の定冠詞(定まったものにつく)で、「それだけ、ますます」という意味の副詞です。

「more(モア)」=「もっと多い・多くの、それ以上の、追加の」という意味の形容詞、「さらに多くのもの・人、さらに多くの量、それ以上のこと」という意味の代名詞、「さらに、もっと、その上、一層、むしろ」という意味の副詞で、「much」「many」の比較級でもあります。

今回は、「the more A, the more B」というフレーズが使われています。

the more A, the more B」=「AすればするほどBである・Bする」という意味のフレーズになります。

非常に使い勝手も良く、よく見かけるフレーズなので、覚えておきましょう。

「you use」=「あなたは使う」という意味になります。

「you use」=「あなたは使う」という意味になります。

何を「使う」のかというと、前述の「creativity」のことを指しています。

「you have」=「あなたは持つ」という意味になります。

「have(ヘブ)」=「持つ、持っている、ある(時間が)、取る、所有する、渡す、もらう、飲む・食べる、飼う、得る、産む、経験する、過ごす、招く、もてなす、許す、我慢する、させる・される、知っている、分かる、主張する、だます」という意味の動詞、「有産者、詐欺」という意味の名詞です。

「you have」=「あなたは持つ」という意味になります。

これも、前述の「creativity」のことを指しています。

「the more you use, the more you have」=「あなたが使えば使うほど、あなたは持つ」という意味になります。

つなげて訳すると・・・

「You can’t use up creativity. The more you use, the more you have

=「あなたは創造性を使い果たすことは出来ない。あなたが使えば使うほど、あなたは持つ。」という意味になります。

ぜひ声に出して読んでみて下さい。

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