「Some people feel the rain. Others just get wet.」-Roger Miller(ロジャー・ミラー)

感覚
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意味=「何人かの人は雨を感じる。他の何人かはただ濡れるだけだ。」

ロジャー・ミラーの名言

「Some people feel the rain. Others just get wet.」-Roger Miller

「サムピーポウ フィールダレイン。アダーズ ジャスト ゲットウェット。」

アメリカのカントリーミュージシャン、俳優のロジャー・ミラーの名言です。

ボブ・マーリー氏の言葉として紹介されていることが多いですが、ロジャー・ミラー氏の言葉のようです。

農場で育ったロジャーは、高校生の頃からシンガーソングライターになることを志し、陸軍での演奏を経て、ホテルマンや消防士をしながら演奏を続けます。

「Dang Me」や「King of the Road」などのヒット曲を作って、11個のグラミー賞を受賞し、ブロードウェイのミュージカル「Big River」では詩と曲を手掛けて7つのトニー賞を受賞します。

また、ミュージカルに出演したり、NBCで自身の番組を持ったり、多彩に活躍し、カントリーミュージックの殿堂入りもしています。

そんなロジャー・ミラーの考えさせられる名言です。

雨が降ってきたとき、雨を感じられる人もいれば、ただ濡れるだけとしか感じない人もいる、と言っています。

雨が嬉しいにしろ嫌に感じるにしろ、何かしら感情が動かされるのか、何も思わないのか、あなたはどっちですか?と言われているようです。

自分はどちらかというと後者です。

もちろん、雨だと認識しているのですが、いつものことだと思って麻痺してしまっているのかもしれません・・・。

同じ体験をしていても、深く感じる人もいれば、ただその場にいた、という人もいるでしょう。

何も感じないとすれば、なぜ何も感じないのか、興味がないからなのか、疲れているだけなのか、など、自分を知っている必要があるでしょう。

感じるとはどういうことか、考えさせられる名言です。

「Some people feel the rain」とは?

「Some people 」=「何人かの人」という意味になります。

「some(サム)」=「ある、誰かの、何かの、いくらかの、およそ」という意味の形容詞、「ある人々、ある物、いくらか、多少」という意味の代名詞、「いくらか、多少、ずいぶん」という意味の副詞になります 。

「いくらか、何か」という意味でよく会話中にも使われる言葉です。

「people(ピープル)」=「人々、国民、民族、人間、民衆」という意味の名詞です。

「some people 」=「いくらかの人、何人かの人」という意味になります。

「some people」が前半の文の主語になっています。

「feel」=「感じる」という意味になります。

「feel(フィール)」=「触る、感じる、気が付く、~と思う、の影響を受ける、手探りする、同情する」という意味の動詞、「感じ、手触り、勘」という意味の名詞です。

和製英語だと、「フィーリング」という言葉は聞きますが、「フィール」とはあまり聞かないですね。

「the rain」=「その雨」という意味になります。

「the(ダ)」=「その、あの、例の」という意味の定冠詞で、「それだけ、ますます」という意味の副詞です。

「rain(レイン)」=「雨、降雨、雨期、雨のように降る物」という意味の名詞、「雨が降る、雨のように注ぐ」という意味の動詞です。

「レイン」は日本でもたまに目にする言葉ですね。

「Some people fell the rain」=「何人かの人は雨を感じる」という意味になります。

「Others just get wet.」とは?

「others」=「他の何人かの人達」という意味になります。

「other(アダー)」=「他の物、他の人、残りの物」という意味の代名詞、「他の、異なった、次の、もう一つの、残りの」という意味の形容詞、「そうでなく、別な方法で」という意味の副詞です。

代名詞として使われていて、後半の文の主語になっています。

この文では、「s」が付いて複数になっていて、

「others」=「他のいくつか」という意味になります。

「other」はちょっとややこしいのが、

「others」=「他の・残りのいくつか」、「the others」=「他の・残りの全て」、「the other」=「他の・残りの一つ」という意味になります。

「another」=「もう一つ」より複雑な使い方が出来るので、注意です。

前半の文で「some people」と出ているので、それの「他のいくつか」なので、「人」に関して言っていると分かります。

なので、

「others」=「他の何人かの人達」という意味になります。

「just」=「ただ」という意味になります。

「just(ジャスト)」=「ちょうど、ようやく、やっと、たった今、ただ」という意味の副詞、「正しい、当然の、正当な、正確な、ちょうどの」という意味の形容詞、です。

会話中に、「ちょうど」「ただ」という意味でかなりよく使われる言葉です。

「get wet」=「ぬれる」という意味の熟語です。

この熟語は丸ごと覚えてしまいましょう。

「get(ゲット)」=「取る、得る、手に入れる、買う、理解する、食べる、予約する、到着する、稼ぐ」という意味の動詞、「(動物の)子」という意味の名詞です。

和製英語でも聞くことのある「ゲット」です。

和製英語だと「手に入れる」だけの意味ですが、「理解する」などの意味もあり、実にたくさんの用法で使われる、日常でもかなり頻繁に使われる言葉です。

その都度覚えていきましょう。

「wet(ウェット)」=「濡れた、湿った、雨の、弱気の、優柔不断な、(魚が)生の」という意味の形容詞、「湿気、水、液体、雨、ぬかるみ」という意味の名詞、「ぬらす、ぬれる、おしっこをする」という意味の動詞です。

「get wet」=「ぬれる」という意味になります。

「get+形容詞」=「~になる(状態や状況の変化)」という意味になります。

「get cold」=「寒くなる」

「get dark」=「暗くなる(夜になる時など)」

「get hungry」=「お腹が空く」

など、状態が変化する時に「become」と似た意味で使われます。

「others just get wet」=「他の何人かの人達はただ濡れる」という意味になります。

訳すると・・・

「Some people feel the rain. Others just get wet.」「何人かの人は雨を感じる。他の何人かの人達はただ濡れる。」となります。

ぜひ、声に出してロジャー・ミラーのこの言葉を感じてみて下さい。

何かにつけ、感じる、ということを大事にしていきたいです。

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