「Life is either a daring adventure or nothing. 」-Helen Keller(ヘレン・ケラー)

人生観
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意味=「人生は大胆不敵な冒険か、何もないかです。」

ヘレン・ケラーの名言

「Life is either a daring adventure or nothing. 」-Helen Keller

「ライフイズ イーダーアデーリング エドゥヴェンチュア オアナッティング。」

見えず、聞けず、しゃべれずの三重苦とも言われる障碍を背負ってもなお、前向きに生きたヘレン・ケラーの名言です。
裕福な家庭に生まれたヘレン・ケラーは、赤ん坊の時に高熱を患った影響で、視力、聴力を失い、当然しゃべることも学べないまま、家では好き放題暴れる子供になり、両親も頭を抱えていました。
そこに派遣されてきた盲学校のサリバン先生が、暴れるヘレン・ケラーに必死で指文字を教え続けます。
あまりの壮絶な二人のやり取りに、両親は訓練を止めるよう申し入れますが、それでは彼女のためにならないとサリバンははね付けます。
ヘレンは、自分を押さえつけ、意味の分からないことをやり続けてくるサリバンを敵のように思っていましたが、ある日、水に触って指文字を教えられた時に、今までサリバンが自分にしてきたことの意味が、全て一本の線になって理解でき、ヘレンは遂に闇を脱します。
ヘレンは闇の世界でもがき続けましたが、サリバン先生の協力で言葉の概念を知り、今までの態度は一変し、遂には生きることに喜びを見出すことが出来ました。
その後ヘレン・ケラーは、作家になり、人種差別の撤廃や男女同権を唱え、戦争にも反対するなど、その活動は世界中の人々を今なお勇気づけています。
そんなヘレン・ケラーの、生き方に関する名言です。
1940年に出版された、「Let Us Have Faith」というヘレン・ケラーの本の中に書かれている一節です。
また、この一節の他の部分には、安全というものは迷信であり、危険を避けることは表に出続けることよりも安全でなく、変化を直視し、避けられないものの前でも自由に振る舞えることが無敵である、とも語っています。
恐がっているよりも、いっそ飛び込んでしまった方が案外大丈夫だった、ということは何かにつけあるかもしれません。
なんともヘレン・ケラーらしい、強くて格好良い言葉ですね。

文の構造

「A is either B or C .」=「AはBまたはCだ。」となります。

「A」=「Life」

「B」=「a daring adventure」

「C」=「nothing」が入ります。

この文のポイント

・「either B or C」の意味

・「daring」の意味

「either B or C」とは?

「either B or C」=「BまたはC」という意味になります。

「either(イーダー)」=「~かまたは・どちらか(or)、~もまたない・どちらもない(否定文)、といっても」という意味の副詞、「どちらか一方の、どちらの」という意味の形容詞、「どちらか一方、どちらでも」という意味の代名詞です。

「or(オア)」=「もしくは、または、さもないと」という意味の接続詞です。

「or」が入ると、「~かまたは・どちらか」という意味になります。

「either B or C」=「BまたはC」という意味になります。

また、肯定文だと「どちらか」、否定文だと「どちらも~ない、~もまたない」という意味になると覚えておきましょう。

「I like either.」=「私はどちらも好きだ。」

「I don’t like either of them.」=「私はそれらのどっちも好きじゃない。」と使ったりします。

「Life is~」とは?

「life is~」=「人生は~」という意味になります。

「Life(ライフ)」=「人生、生活、生き方、命、生き物」という意味の名詞です。

日本語でもたまに耳にするものですね。

テレビゲームなどで「もうすぐライフがなくなる」など聞いたことがあるかもしれません。

ゲームでいうライフは命ですが、人生や生き方という意味もあります。

英語では人生という意味の方が多く使われている印象です。

is(イズ)=~は」という意味の動詞、be動詞です。

「life is~」=「人生は~」という意味になります。

「a daring adventure or nothing」とは?

「a daring adventure」=「ある大胆不敵な冒険」という意味になります。

「a(ア)」=「一つの、ある」という意味の不定冠詞(定まっていないものにつく)で、名詞の前に付きます。

「daring(デーリング)」=「大胆不敵な、向こうみずな、思い切った、恐れを知らぬ、斬新な、奇抜な」という意味の形容詞、「大胆不敵、斬新さ、勇気」という意味の名詞です。

「adventure(エドゥヴェンチュア)」=「冒険、冒険心、珍しい体験、投機」という意味の名詞、「危険を冒す、思い切ってやる・踏み込む」という意味の動詞です。

日本語でも聞く「アドベンチャー」ですね。

「a daring adventure」=「ある大胆不敵な冒険」という意味になります。

「nothing」=「何もない」という意味になります。

「nothing(ナッティング)」=「ゼロ(何もない)、存在しない物、無価値、何も~ない」という意味の名詞、代名詞で、「少しも~でない」という意味の副詞、つまらないという意味の形容詞です。

「a daring adventure or nothing」=「ある大胆不敵な冒険か、何もない」という意味になります。

「either a daring adventure or nothing」とは?

「either」を「a daring adventure or nothing」にくっつけて、

「either a daring adventure or nothing」=「ある大胆不敵な冒険か、または何もないかだ」という意味になります。

全てつなげて訳すると・・・

「life is either a daring adventure or nothing」=「人生は、ある大胆不敵な冒険か、または何もないかだ」という意味になります。

ぜひ、声に出して読んでみて下さい。

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