「Do something worth remembering.」- Elvis Presley(エルビス・プレスリー)

自分らしさ
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意味=「記憶する価値のあることをするんだ.」

エルビス・プレスリーの名言

「Do something worth remembering.」- Elvis Presley

「ドゥーサムティング ウォースリメンバリング」

アメリカのミュージシャン、映画俳優であり、ソロアーティストとしての売り上げ世界一のエルビス・プレスリーの名言です。

13歳のころに移住したメンフィスでゴスペルなど黒人文化の音楽を聴きながら育ち、大人になると、黒人の音楽とされていたR&Bと白人の音楽とされていたカントリーミュージックを融合し、ロックンロールというジャンルを生み出しました。

そのスタイルはビートルズやボブ・ディラン、エルトン・ジョン、フレディ・マーキュリーなど、世界中のアーティストに多大な影響を与えています。

エルビスの大ヒット曲のラブミー・テンダーは、誰しもきっと一回は耳にしたことがあると思います。

人気もすさまじく、一日で最も多くレコードを売り上げたアーティストであり、アメリカで放送されたエルビスのハワイでのコンサートは、人類が月面着陸を果たした映像よりも視聴数が多かったと言われています。

42歳の若さで亡くなってしまいますが、今なおファンクラブがたくさんあり、世界中で愛されているアーティストです。

そんなエルビスの、ハッとさせられる名言です。

毎日忙しく過ごす中で、果たして自分の行動は人の記憶に残っているのか、と考えると甚だ疑問です。

人の記憶に残る価値のある事をしているのか、なあなあになっていやしないか、とこの言葉に自省させられます。

レーコーディングでは編集せず、一発撮りに強くこだわっていたエルビスは、まさに人の記憶に残る仕事を心がけていたのでしょう。

人の記憶に残るくらい良い仕事をしていきたいと思わせてくれる名言です。

文の構造

「Do A.」=「Aをしろ。」

「A」=「something worth remembering.」が入ります。

全体で見るとかなりシンプルな構造です。

「Do~」とは?

「Do~」=「~をしろ」という意味になります。

「do」=「する、やる」という意味の動詞です。

動詞の前に何もついてないので、命令系になります。

「Do~」=「~をしろ」という意味になります。

「something worth remembering」とは?

「something」=「何か、ある事」という意味になります。

「something(サムティング)」=「ある物、ある事、何か、いくらか、多少」という意味の名詞、代名詞で、「幾分、多少」という意味の副詞でもあります。

「worth remembering」=「覚える価値がある」という意味になります。

「worth(ウォース)」|=「~するだけの価値がある、値段である」という意味の形容詞、「価値、値する分、財産」という意味の名詞です。

「remembering」=「remember」+「ing」の形で、動名詞になっています。

「remember(リメンバー)」=「記憶する・している、覚えている、思い出す、贈り物をあげる、よろしくと伝える」という意味の動詞です。

「覚える」と「思い出す」の両方の意味があるので注意です。

「remember」は、「記憶の中に置く」というイメージを持っておきましょう。

「remembering」=「記憶すること、思い出すこと」という意味になります。

「something worth remembering」=「覚える価値のある何か、事」という意味になります。

ちなみに、「ing」=現在分詞や動名詞を作る接尾辞で、動詞に「ing」がつくと、現在進行形や、形容詞的な使い方が出来ます。

動名詞とは?

動名詞とは、動詞に「ing」を付けたことで名詞になったものを言います。

例えば、

「walk(歩く)」→「walking(歩くこと)」、「swim(泳ぐ)」→「swimming(泳ぐこと、水泳)」、「dive(潜る)」→「diving(潜ること、潜水)」というように名詞になります。

よく使うものは、日本語英語でも耳慣れたものになっています、「ウォーキング」「ランニング」「スイミング」「クライミング」も全て動名詞ですね。

「remembering」=「記憶すること、思い出すこと」という意味になります。

訳すると・・・

「Do something worth remembering.」=「覚える価値のあることをしろ。」となります。

短いですが、「th」の発音が二つも入っていて、発音の練習にはもってこいです。

ぜひ、口に出してエルビスの言葉を感じてみて下さい。

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