「I like to say that if you’re seeing me, you’re having the worst day of your life.」-Lou Bloom(Jake Gyllenhaal)-ルウ・ブルーム(ジェイク・ギレンホール)

狂気性
スポンサーリンク

意味=「こう言いたい、もし君が俺を見かけたら、その日は君の人生で最悪の日だ。」

ルウ・ブルーム(ジェイク・ギレンホール)の名台詞

「I like to say that if you’re seeing me, you’re having the worst day of your life.」-Lou Bloom(Jake Gyllenhaal)  from「Night Crawler」

 「アイ ライク トゥ セイ ダット イフ ユウアア スィーイングミィ、 ユウアア ハビング ダ ウォーストデイ オブ ユアライフ」

アメリカの名俳優ジェイク・ギレンホール演じるルウ・ブルームの、映画「ナイトクローラー」内での台詞です。

 ジェイク・ギレンホールの狂気に駆られた演技が怖さを感じさせるサスペンスドラマの映画です。

 盗みを働いたりして日銭を稼ぎながら仕事を探していたルウは、ある日、事件や事故現場をカメラで撮影した映像をテレビ局に売っているカメラマンたちに出会います。

 ルウも試しに真似して撮ってみた事故映像が高く売れたことで、その仕事にどんどんのめりこんでいき、撮影する内容が過激にエスカレートしていきます。

 テレビ局からの圧力もあり、追い詰められていくルウの行動はおよそ報道とは程遠い常軌を逸したものになっていきます。

そんなルウ(ジェイク・ギレンホール)の、警察官に言ったゾッとする名台詞です。

 過激すぎる内容に疑問を持った警察に尋問された時、ルウが悪びれる様子もなく少し笑いながら警察官に言い放ったのがこのセリフです。

ルウは、「俺を見かけたら君にとって最悪の日になるだろう」と言っています。

つまり、ルウを見かけるというのは、ルウにカメラで撮影されている状態であり、自分が事故や事件にあった被害者としてルウにカメラを向けられているということになります。

文字通り自分にとって最悪の日にルウと出くわし、もっと言えばそれ以外にルウと会う機会はないとも言えます。

まるで死神のセリフのような実にゾッとするセリフです。

 お金のためとはいえ人間はここまで心を変容させてしまえるのかと怖くなります。

反面教師として捉えた上で、英語を学ぶには良い教材です。

 少し長いですが、決して難しい言葉は使っていないので、文の構図さえ分かってしまえば比較的簡単だと思います。

文の構造

「I like to say that if you’re A, you’re B」」=「私は言いたい、もしあなたがAなら、あなたはBだ、と」

」となります。

「A」=「seeing me」

「B」=「having the worst day of your life.」が入ります。

 「I like to say that~」とは?

「I like to~」=「私は~したい」という意味になります。

「I(アイ)」=「私(は、が)」という意味の代名詞であり、「私、自我、我」という意味の名詞でもあります。

「like(ライク)」=「好む、好く、したい」という意味の動詞、「好み、似たもの」という意味の名詞であり、「~のような」という意味もあります。

動詞、名詞以外では、副詞、前置詞、形容詞、接続詞とたくさん用法があり、少し混乱してしまうので、その都度覚えていきましょう。

「to(トゥー)」=「~に、~へ、~のために」という意味の前置詞で、「平常の状態に(戻って)、閉まって、前方に、活動を始めて」という意味の副詞でもあります。

「like to~」=「~したい」という意味になり、「want to」よりも弱い要望になります。

「I like to~」=「私は~したい」という意味になります。

「say」=「言う」という意味になります。

「say(セイ)」=「言う、唱える、暗唱する」という意味の動詞、「言い分、発言権」という意味の名詞です。

「I like to say~」=「私は~と言いたい」という意味になります。

何を言いたいのかは、「that」ということになり、

「that」=「それ」という意味になります。

「that(ダット)」=「あれ、それ、あの人」という意味の関係代名詞、「あの、その」という意味の形容詞、「そんなに」という意味の副詞、「理由・結果・目的」などの用途で使われる接続詞でもあります。

「I like to say that」=「私はそれを言いたい」という意味になります。

言いたいことが「that」に集約されていて、内容は以下になります。

「if you’re seeing me」とは?

「that」以下の内容の前半になります。

「If~」=「もし~」という意味になります。

「If(イフ)」=「もし、仮に、万が一、~ならば、」という意味の接続詞、「仮定」という意味の名詞です。

you’re~」=「あなたは~」という意味になります。

「you(ユウ)」=「あなたは、あなたが、あなたを、あなたに」という意味の代名詞です。

「are(アー)」=「~は」という意味の動詞であり、「be」の二人称単数です。

「you’re(ユウアア)」=「you are」の略で、「あなたは」という意味になります。

「If you’re~」=「もしあなたが~」という意味になります。

「seeing me」=「私を見ている」という意味になります。

「seeing(スィーイング)」=「see(見る、会うという意味の動詞)+ing」=「見ている」という意味になります。

「see(スィー)」=「見る、見える、会う、見送る」という意味の動詞です。」

「me(ミー)」=「私に」という意味の「i」の目的格になります。

「you’re seeing me」=「あなたが私を見ている」という現在形進行形の意味になります。

「Be動詞+動詞のing」系の形になっているので、現在進行形だと分かります。

以上全てつなげて、

「if you’re seeing me」=「もしあなたが私を見ていたら」という意味になります。

ちなみに、

現在進行形とは、

「be動詞+動詞のing」の形になったもので、

例えば、「I am walking.」=「私は歩いている。」と、現在の状態を言いたい時に使います。

「be動詞+動詞のing」系の形になっているので、現在進行形だと分かります。

「 you’re having the worst day of your life」とは?

「you’re having ~」=「あなたは~を過ごしている」という意味になります。

「have(ヘブ)」=「持つ、取る、食べる、渡す、もらう、所有する、過ごす、招く、もてなす」という意味の動詞です。

「that」以下の前半と同じように現在進行形が使われていて、

「you’re having ~」=「you are having(have+ing)」=「あなたは~を過ごしている」という意味になります。

「the worst day」=「最悪の日」という意味になります。

「Worst(ウォースト)」=「最悪の、一番悪い」という意味で、「bad(バッド)」の最上級として使われます。

「bad→worse(ウォース)→worst」と変化します。

「the worst day」=「最悪の日」という意味になります。

最上級とは?

「一番~」と言いたい時に、形容詞・副詞自体の形を変化させる、もしくは語句をプラスするルールの事です。

最上級に使う形容詞には、語尾に「est」が付くものと、語尾に何もつかずに最初に「most」を置くもの、「bad」や「good」の様に不規則に変化するものがあります。

「est(イスト)」=最上級の形容詞にくっつける語尾で、接尾辞と呼ばれるものです。

例えばですが、「富士山は日本で一番高い山です。」と言いたい場合、最上級を使って、

「Mt’Fuji is the highest mountain in Japan.」と言うとシンプルで伝わりやすいです。

例えば、「富士山は日本で一番美しい山です。」と言いたい場合、「beautiful」=「美しい」を使うのですが、

「Mt’Fuji is the most beautiful mountain in Japan.」となります。

基本的に、短い単語には「est」、長い単語(音節が3つ以上)には「most」をつけると覚えておきましょう。

不規則に変化する単語は、その都度覚えていくしかありません。

「good」は「goodest」とはならずに、「good」→「best」と変化します。

その「best」を使うと、

「This movie is the best I have ever seen.」=「この映画は私が今まで見た中で一番です。」となります。

「bad」も不規則に変化する単語で、「bad」→「worst」と変化しますので、注意です。

「~of your life」=「あなたの人生の~」という意味になります。

「of(オブ)」=「~の、~に」という意味の前置詞で、「所有・所属」、「距離・分離」「起源」「時刻」「理由・原因」「材料・構成」「分量」「部分」「関係」「作者・行為者」など、実に様々な時に使われます。

日本語の「の」ほどではないですが、多様に使われるので、その都度覚えてしまいましょう。

「your(ユア)」=「あなたの」という意味の所有格、「life(ライフ)」=「人生」という意味の名詞です。

「Life(ライフ)」=「人生、生活、生き方、命、生き物」という意味の名詞です。

「your life(ユアライフ)」=「あなたの人生」となります。

「~of your life」=「あなたの人生の~」という意味になります。

「the day of your life」=「あなたの人生の中の日」ですが、それに「worst」がついて、

「the worst day of your life」=「あなたの人生の中で最悪の日」という意味になります。

「Have a good day.(ヘブアグッデイ)」=「良い一日を」というよくあいさつで使われるフレーズがありますが、「have+a day」=「日を過ごす、日を送る」という意味になります。

なので、例えば、

「you’re having a good day」=「あなたは良い一日を過ごしている」という意味になります。

 今回の文では、「a good day」 ではなく、「the worst day of your life」となっています。

なので、「you’re having」とつなげると、

「you’re having the worst day of your life」=「あなたは過ごしている、人生の中で最悪の日を」=「あなたは人生の中で最悪の日を過ごしている」となります。

 上記を全部つなげて訳すると・・・

「I like to say that if you’re seeing me, you’re having the worst day of your life.」

=「私は言いたい、もしあなたが私を見ているとしたら、(その時)あなたは過ごしている、人生で最悪の日を」

=「私は言いたい、もしあなたが私を見ているとしたら、(その時)あなたは人生で最悪の日を過ごしている。」

=「言わせてほしい、もし君が俺を見ていたら(俺にカメラで撮られているから)、その日は人生で最悪の日だ。」

となります。

ぜひ、映画でもジェイク・ギレンホール演じるルウの言葉を確認してみて下さい。

難しい言葉を使うことなく、人をゾクっとさせるセリフになっています。

英語も、その組み合わせ次第でいくらでも表現に幅が出るという事を教えてくれています。

ジェイク・ギレンホールの英語は聞きやすいので、結構聞き取れると思います。

コメント