NBAで活躍する河村勇輝選手へのX(ツイッター)の英語コメントの翻訳

こぼれ話し
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NBAで奮闘する河村勇輝選手への賞賛

2001年生まれで、山口県出身の河村勇輝氏は、BリーグでMVPや新人賞を獲得し、2024年の10月からNBAのメンフィス・グリズリーズと2ウェイ契約に合意し、NBAで活躍する日本史上4人目の選手となりました。

2ウェイ契約とは、NBAとNBAゲータレードリーグ(通称Gリーグ)のどちらも出場できる契約のことで、GリーグはNBAの下部リーグで、野球でいうとマイナーリーグの様なものです。

河村選手は、NBAのメンフィス・グリズリーズと、NBA Gリーグのメンフィス・ハッスルの両方でプレイし、結果によってはNBAとの本契約を結ぶことも可能です。

身長が172センチの河村勇輝選手は、バスケットボール選手にしてはかなり小柄で、現NBA選手の中で一番低い身長にも関わらず、素早いボールさばきや敵を翻弄してのシュート、精度の高いノールックパスなどで、チームの勝利に貢献するだけでなく、その華麗な動きで多くの観客を魅了しています。

その卓越したスキルはもちろん、身長の低い選手が大きい選手を翻弄して点を決めてしまう、アシストしてしまう、という痛快さもあり、より普通の選手よりも注目を集めてしまうんだと思います。

ジョン・ストックトンやジェイソン・キッドも彷彿とさせる河村選手のキラーパスは、見ていて実に気持ち良いですね。

優しく飾らない人柄も相まって、日に日に河村選手の人気がアメリカでも高まっています。

河村選手に対する、xにおける英語の賞賛コメントを載せているので、ぜひ英語を学びながら、読んでみて下さい。

下記の投稿に出てくるジャ・モラント選手は、メンフィス・グリズリーズの河村選手の同僚で、オールスターにも選出されたスター選手です。

河村選手を気に入っているようで、わざわざ試合を見に行った、というのはすごいですね。

スポーツセンターからのコメント(EAPNのスポーツ番組)

Zach Edey (7’4″), and Yuki Kawamura (5’8″) recreated the photo

ザック・イディー(7フィート4インチ)と河村勇輝(5フィート8インチ)はあの写真を再現した。

Zach Edey」=「ザック・イディー(グリズリーズのセンター)」、

reareate」=「作り直す、再現する、気晴らしをする」

左の写真はグリズリーズのザック・イディー(224センチ)と河村勇輝(174センチ)、右の写真はワシントン・ブレッツ(現ウィザーズ)のマヌート・ボル(231センチ)とマグジー・ボークス(160センチ)です。

マヌートはNBA史上最高身長、マグジーはNBA史上最短身長で、1987年-88年の1シーズン二人は一緒のチームでした。

左の写真は50センチ差、右の写真は71センチ差で、河村選手はマグジー選手と比べると少し大きく感じますね。

Ballislife.comからのコメント(アメリカのバスケ情報サイト)

“Every pass from Yuki Kawamura is a no-look pass!”

“河村勇輝からの全てのパスはノールックパスだ!”

every」=「(それぞれ)全ての、あらゆる」、「no-look~」=「見ない~、ノールック」、

pass」=「パス(バスケのパス)」、

10 Points 7 Assists(game high) 3 Three 2 Turnovers 25 Minutes off the bench

10得点 7アシスト(ゲーム内最高値) 三本のスリーポイントシュート 2ターンオーバー 25分の途中出場 

every」=「(それぞれ)全ての、あらゆる」、「no-look~」=「見ない~、ノールック」、

pass」=「パス(バスケのパス)」、「assist」=「アシスト(ゴールにつながった最終パス)」、

three」=「スリーポイントシュート」、

turnover」=「ターンオーバー(パスカットもしくはドリブル中にボールを奪い、攻守が逆転すること)」、

off the bench」=「途中出場、控え」

Bleacher Reportからのコメント(アメリカのスポーツメディア)

YUKI KAWAMURA HITS A STEPBACK 3 FOR HIS FIRST CAREER FIELD GOAL

河村勇輝はキャリア初のフィールドゴール(NBAにおいて)となるステップバックの3ポイントシュートを決めた。

stepback」=「ステップバック(後ろにステップして下がってから打つシュート)」、

career」=「経歴、職歴、キャリア」、「field goal」=「フリースロー以外の得点(バスケにおいて)」

x.com

NBA G Leagueからのコメント(Gリーグ公式)

Ja Morant sat courtside to watch Yuki Kawamura and the @memphishustle defeat the Magic yesterday!

ジャ・モラントは河村勇輝を見るためにコートサイドに座り、メンフィス・ハッスルはマジックを昨日打ち負かした!

Ja Morant」=「ジャ・モラント(NBAメンフィス・グリズリーズのポイントガード)」、

courtside」=「コートの外側、コートサイド」、「defeat」=「勝つ、負かす」

x.com

Yuki Kawamura (@KawamuraYuki) is headed to San Francisco!

The @MemphisHustle and@memgrizz Two-Way guard was voted in by the fans to play in the #GLeagueUpNextGame presented by @ATT during #NBAAllStar!

河村勇輝はサンフランシスコに向かった!

メンフィス・ハッスルとグリズリーズの2ウェイガードは、NBAオールスター期間中にAT&Tによって主催されるGリーグ・アップネクストゲームへの出場をファンによって選出された!

head to~」=「~に向かう」、「vote in」=「投票する、選出する」、「Two-Way」=「2ウェイ、双方向」

ATT(AT&T)」=「AT&T(アメリカの情報通信事業者)」、

G League Up Next Game」=「Gリーグ・アップネクストゲーム(Gリーグ版オールスターゲーム)」、

present」=「提供する、ホストを務める」、「during」=「~の間、~の間ずっと」

Gリーグのオールスターゲーム、Gリーグ・アップネクストゲームは、NBAのオールスター期間中に行われます。

2025年1月30日(日本時間)に、Gリーグ・アップネクストゲームの出場者が発表され、河村選手はファン投票1位で選出されました。

Rachel Phillipsからのコメント(アメリカのテレビ局ABC24のレポーター)

Tonight the ‘We Want Yuki’ chant started as 8:54 in the 4Q. Kawamura got the crowd on their feet when he entered with 3:14 left and they erupted when he knocked down a shot at 00:32

今夜の「勇輝を出せ」コールは第4クオーターの8分54秒から始まった。河村は残り3分14秒にコートに入ると観客を総立ちにさせ、残り32秒でシュートを決めると観客は感情を爆発させた。

chant」=「詠唱、聖歌、連呼、応援歌」、「Q」=「クオーター(総試合時間の4分の1の単位-1クオーター12分)」、

on one’s feet」=「立って、立ち上がって、元気になって、立った状態で」、「crowd」=「人込み、群衆」、

erupt」=「噴火する、爆発させる(感情を)」、「knock down」=「倒す、打ち負かす」、

Yuki said he loves the crowd while Jaren Jackson Jr. said it makes it feel like a playoff game!

勇輝は観客が大好きだと言い、かたやジャレン・ジャクソン・Jrは、まるで優勝決定戦の様に感じた、と言った。

Jaren Jackson Jr.」=「ジャレン・ジャクソン・Jr(グリズリーズのセンター、パワーフォワード)」

while」=「一方、~する間」、「playoff」=「決勝戦、優勝決定戦、プレーオフ」、

NBA UKからのコメント(NBAのイギリス版アカウント)

Everybody liked that. The Grizzlies’ reactions to Yuki Kawamura hitting a fadeaway jumper are too much

みんなが気に入った。河村勇輝のフェイダウェイジャンプシュートへのグリズリーズの反応は手に負えない。

everybody」=「みんな、誰もみな」、「Grizzlies’」=「グリズリーズの」、

reactions」=「反応、リアクション」、

fadeaway」=「フェイダウェイ(後ろにジャンプしながら打つシュート)」、

jumper」=「ジャンプシュート(バスケ)」、「too much」=「やり過ぎの、手に負えない、素晴らしい」

x.com

ericからのコメント(グリズリーズファン)

Yuki Kawamura getting a lot of love in Washington

ワシントンでたくさんの愛を受ける河村勇輝

a lot of~」=「たくさんの~」

Grizzlies SZNからのコメント(グリズリーズ応援アカウント)

YUKI KAWAMURA HITS A NASTY SIDESTEP THEN DRILLS THE THREE

河村勇輝は素晴らしいサイドステップをした後、3ポイントシュートを叩き込んだ

nasty」=「不快な、意地悪な、素晴らしい(俗)」、「sidestep」=「サイドステップ、素早い横ステップ」、

then」=「その後、それから、その結果」、「drill」=「穴をあける、貫く、シュートを叩き込む」、

x.com

Overtimeからのコメント(アメリカのスポーツメディア)

Yuki Kawamura is really one of the best stories in the NBA and Ja is his biggest fan

河村勇輝は本当にNBAのベストストーリーの一つで、ジャは彼の一番のファンだ

really」=「本当に」、「biggest」=「一番の、最大の」、

NBAからのコメント(NBA公式)

“Really good basketball player… if you have feel, you can play. No matter what.”

” 本当に良いバスケ選手だ…もしあなたにセンスがあれば、あなたはプレイできる。例え何があろうと”

feel」=「感触、勘、判断力、センス」、「matter」=「問題」、

no matter what」=「たとえ何があろうと、起ころうと」、

SGA with much respect for Grizzlies guard Yuki Kawamura

グリズリーズのガード、河村勇輝に深い敬意を表するSGA

SGA」=「シェイ・ギルジャス=アレクサンダーの略(オクラホマシティ・サンダーのポイントガード、シューティングガード)」、

guard」=「ガード(ポイントガードもしくはシューティングガード)」、

 

x.com

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