「You can’t blame gravity for falling in love.」-Albert Einstein(アルバート・アインシュタイン)

人間関係
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意味=「あなたは、恋に落ちることで重力を責めれない。」

アルバート・アインシュタインの名言

「You can’t blame gravity for falling in love.」-Albert Einstein

「ユウケントゥ ブレイム グラヴィティ フォーフォーリンギンラヴ。」

現代の宇宙学研究の礎とも呼べる(特殊)相対性理論を導き、ノーベル物理学賞も受賞した世界的な物理学者、アルバート・アインシュタインの名言です。

光の速度が一定であることや、重力によって光が曲がったり時間が遅れたり、その内容は多くの映画などにも引用され、未知の宇宙への興味を一般人にももたらしてくれました。

その研究は原子爆弾の研究にも利用され、人格者としても知られるアインシュタインは、広島・長崎で起きたことに胸を痛めていたと言います。

天才と言われる彼ですが、ユニークな考え方の持ち主で、ウィットに富んだ名言もたくさん残しています。

そんなアインシュタインの、恋愛に関する面白い名言です。

「恋に落ちる」というよく使われる言葉の中に、「落ちる」という物理現象を表す言葉が入っています。

その「落ちる」ことは、重力のせいではない、とアインシュタインは言っています。

重力のスペシャリストのさすがのアインシュタインでも、その落ちるに関しては専門外で、どうにも出来ないといった所でしょうか。

「fall」=「落ちる」という言葉にある二つの意味をうまく使った面白い言葉ですね。

文の構造

「You can’t blame A for B.」=「あなたはBのことでAを責めれない。」

「A」=「gravity」

「B」=「falling in love」

「You can’t blame gravity」とは?

「you can’t~」=「あなたは~出来ない」という意味になります。

「you(ユウ)」=「あなたは、あなたが、あなたを、あなたに」という意味の代名詞です。

「can’t(ケント)」=「can not(ケンナット)」の略になります。

「can(キャン)」=「出来る、可能である」という意味の助動詞です。

「not(ナット)」=「~でない、~しない」という意味の副詞になります。

「you can not~」=「あなたは~出来ない」という意味になります。

「blame gravity」=「重力を責める」という意味になります。

「blame(ブレイム)」=「責める、とがめる、非難する、~のせいにする」という意味の動詞、「非難、責任」という意味の名詞です。

「gravity(グレヴィティ)」=「重力、引力、重量、重大さ、まじめさ、威厳」という意味の名詞です。

「you can’t blame gravity」=「あなたは重力を責めれない」という意味になります。

「 for falling in love」とは?

「for」=「~のことで」という意味になります。

「for(フォー)」=「~に向けて、~にとって、~のために、~として、~あての(人)、~のことで・理由で・せいで、~の割に、~の間」という意味の前置詞です。

「~のことで・理由で」という意味で使われています。

「falling in love」=「恋に落ちること」という意味になります。

「fall in love」=「恋に落ちる」という意味の熟語に、「ing」がついた動名詞になっています。

「falling」=「fall」+「ing」です。

「fall(フォール)」=「落ちる、降る、下がる、垂れる、散る、当たる、訪れる、抜ける、死ぬ、傾く、倒れる、陥落する、衰える、沈む」という意味の動詞、「落下、落差、落下距離、降雨・雪量、到来、垂れさがること・もの、転倒、減少、陥落、衰退、傾斜、悪化、滝、堕落」という意味の名詞です。

「fall」は基本的に、下に落ちていくイメージを持っておけば大丈夫です。

「ing」=現在分詞、動名詞を作る接尾辞で、動詞に「ing」がつくと、現在進行形や、名詞・形容詞的な使い方が出来ます。

「falling」=「落ちること」という意味になります。

「in(イン)」=「~の中に」という意味の前置詞、「中へ」という意味の副詞、「内部の」という意味の形容詞、「s」がついて「与党、現職者」という意味の名詞でもあります。

「in」もかなり色んな用法がありますが、とにかく「~の中」というイメージを持っておけば十分です。

「love(ラヴ)」=「愛、愛情、好きなもの、思いやり、恋愛」という意味の名詞であり、 「愛する、恋する、好む」という意味の動詞でもあります。

「fall in love(フォーリンラヴ)」=「恋に落ちる、恋をする、大好きになる」という意味の熟語になります。

日常でも耳にしたことのある言葉だと思いますが、丸ごと覚えてしまいましょう。

直訳すると「愛の中に落ちる」という意味になりますが、文で説明すると、

「fall in love」=「急に魅了され、その人や物のことを愛し始めること」であり、意味的に「愛」よりも「恋」の方が近いニュアンスになっています。

主に人に対して使われますが、物や出来事に対しても例えとして使うことが出来ます。

「falling in love」=「恋に落ちること」という意味の動名詞になります。

「for falling in love」=「恋に落ちることで」という意味になります。

下で、動名詞について説明したいと思います。

動名詞とは?

「ing」=現在分詞、動名詞を作る接尾辞で、動詞に「ing」がつくと、現在進行形や、名詞・形容詞的な使い方が出来ます。

動名詞とは、動詞に「ing」を付けたことで名詞になったものを言います。

例えば、

「walk(歩く)」→「walking(歩くこと)」、「swim(泳ぐ)」→「swimming(泳ぐこと、水泳)」、「dive(潜る)」→「diving(潜ること、潜水)」というように名詞になります。

よく使うものは、日本語英語でも耳慣れたものになっています、「ウォーキング」「ランニング」「スイミング」「クライミング」も全て動名詞ですね。

全てつなげて訳すると・・・

「You can’t blame gravity for falling in love.」

=「あなたは重力を責めれない、恋に落ちることで。」

=「あなたは、恋に落ちることで重力を責めれない。」となります。

ぜひ、声に出して言ってみて下さい。

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